性同一性障害(GID)に対する日本の現状と認知して受け入れることの重要性

日本でも多くの方が苦しみ悩んでいると言われる、性同一性障害(GID)とは一体どんな概念なのか説明していきたいと思います。
人間の中には、生まれ持った性とは違った性自認を持つ方々がいるのをご存じでしょうか。
「体は男性でも、自分は女性である」あるいは「体は女性でも、自分は男性である」との認識を持つ方が世界中に存在しています。
このように、生まれ持った身体の性に対し、心では自分の性をその逆として認識している、身体と心の性が一致しない状態で苦しまれている状態を性同一性障害といいます。
性同一性障害の場合、小さい頃から自分の性に対して強い違和感を持っており、初めてそのことを意識するようになるのは小学生になる頃だったという方が多いと言われています。
最初は小さな違和感だけだったものが、友達と遊んでいるうちに何度も気になることに直面するようになり、はっきりと自覚したのは好きな相手ができた時だったというケースもあります。
同性に対して強い恋心が芽生えるようになり、誰にも相談できずに一人で苦しむ日々が続いたという方もいます。
以前は性同一性障害への理解がほとんど無かったため、自分だけが変わっている存在なのだと思い苦しんだ方も多くいました。
しかし、近年では日本でも性同一性障害の概念自体が広く認知されるようになってきました。
たとえ当事者でなくとも、こうした概念が広く知られることによって、性に対する悩みを持つ方への理解が広まってきたと言えるでしょう。
まずは、性同一性障害自体を理解し受け入れることで、誰もが暮らしやすい世界の実現につながるのではないでしょうか。